竹藝家 こじまちから
大分県津久見市出身。
大分県立芸術文化短期大学卒業、大分県立竹工芸訓練センター修了。
竹工芸技術習得以前より音楽家としての経験を活かし音楽活動も行っており、演奏家でもある。
北九州の竹の創作楽器「竹凛共振プロジェクト」大分代表を務め、竹による楽器製作と演奏パフォーマンス両方を担当。
工芸作品には大分県の伝統的な染色と編組の技術を中心に、竹以外の素材による組み合わせや特徴を生かした造形を積極的に取り入れ、一般的な竹工芸の枠を超えた制作活動を行っている。
出身地である大分県津久見市では、2016年より津久見市竹工芸教室講師、つくみ竹工芸サークルの講師を務ている。
就労支援施設でもレクチャーを行い後継者の高齢化が著しい国産の竹材による手工芸品を守る活動を行っている。
2017年より竹の管楽器パンフルート演奏ユニット「ARCADIA」と協力し別府パンフルートプロジェクトを始動。
竹楽器の演奏と竹工芸の企画の立案やイベントの司会、制作・演奏など幅広く活動している。
2018年nukozaemon.netとのレーザー加工技術活用と大分県産の竹を使用したブランド「BLITZ BAMBOO」の製品デザインを手がける。
2019年より大分大学認定研究チーム[BURST]に在籍、竹素材の工芸分野以外での活用にも力を入れている。
2021年秋、株式会社synergiez代表取締役となり、オープン型シェアアトリエ「synergiez(シナジーズ)」を運営。
製作や企画ディレクション、各地での竹工芸実演・ワークショップ、演奏活動を行っている。
2021年11月にフランス・パリ日本文化会館での出展、オランダ人デザイナーとのとのコラボレーション、
12月にはニューヨークブルックリンへの出展など海外でも活動している。